(北海道新聞2013年6月18日掲載の文章を転記しています)
ワイン事業50年を迎えて
ゼロから始めた池田町の十勝ワインが、明日で50年を迎え、”あせらず あわてず あきらめず”の姿勢で『ワインづくり 百年の大計』に向かっています。
池田町では、山林に自生していた山ブドウに注目したワイン造りから始まり、もっといいワインになる専用ブドウを開発すべく、現在でも育成研究を継続しています。
北国の冷涼な気候で作られるブドウは総じて酸味の強いものとなります。酸味の強いブドウから造られる十勝ワインを中心に、ブランデーやスパークリングワイン、ポートタイプワインなど、いろいろな酒類に挑戦して、評価いただく商品も開発してきました。これらの酒類もまた、ブドウの酸味を利点とした酒類です。間違いなく、北国の冷涼な気候こそ、十勝ワインにとってはかけがえのない財産だと胸を張って言えます。
地元をはじめとする全国各地の皆様に十勝ワインをご愛顧いただいて、はじめて研究やブドウ栽培、ワイン造りが継続できます。ゼロから始めた十勝ワインが、今日を迎えることができましたのは、十勝ワインを支え続けていただいた皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。
これからのご愛顧を更にお願い致します。
北海道中川郡池田町 池田町長 勝井勝丸
十勝ワインのあゆみ
昭和38年 自治体初の酒類試験製造免許取得
昭和39年 ブドウ・ブドウ酒研究所設立
国際ワインコンクールで銅賞受賞
昭和41年 酒類製造本免許取得
昭和42年 「十勝ワイン」のブランドで本格的販売開始
昭和45年 町営レストラン十勝開設 「清美」を奨励品種
昭和46年 酒類製造永久免許取得
昭和49年 ワイン城完成
昭和60年 国内初のビン内2次発酵によるスパークリングワイン発売
平成8年 耐寒性交配品種「清舞」と命名
平成13年 耐寒性交配品種「山幸」と命名
平成17年 ワイン城リニューアルグランドオープン
平成25年 十勝ワイン誕生50周年
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