春の息吹を感じる「山採りのウド」が手に入りました。
皮をむいて食べやすい大きさに切ってから、
冷たく清らかな水にさらした山ウドと、 伝統的な「酢味噌」を
意識しながら白ワインとの相性を考えた新たな調味の相性は、
鮮烈な香りと味の波状攻撃に思わずポンと手を打ちたくなるほど。
山ウドならではの生命力と緑にあふれる香りとホップのような新鮮で爽快な苦み、
白味噌とレモン、柚子胡椒、それぞれの包容力と爽快さ、
これを食べることで体の内側から春を感じるとともに、
花粉症にも対抗できるような自然の強さをいただいたようにも感じました。
この季節感たっぷりの山ウドにはヴァイツェンタイプのビールもいいでしょうし、
バッカスやソーヴィニヨンブランのような植物性の香りに溢れる白ワインに合わせると、
この上なく春らしく、北海道らしいマッチングが楽しめると思います。
山ウドのフリットや天ぷらには発泡性のケルナー、油炒めには
セイベル13053も良さそうですね。
こうして、一見すると地味で年配者向きのイメージがありがちな
山菜なのですが、 特に山ウドは清涼感があり、香りと調理の多様性が
ワインにもよく合うように思います。
こうした季節感を活かした地域の素材と道産ワインの組み合わせも、
北海道らしいワインの楽しみの一つですね！
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