今年の北海道は雪解けは例年並みであるものの、ゴールデンウィークを迎えても低温が続いており、
例年ならば5月7日頃に札幌で開花する桜も、今年は少し遅れそうな気配を見せております。
北海道のブドウ畑には①ドイツやフランスのワイン産地で栽培されているのと同じヨーロッパ系、
②生食用として食べられているアメリカ系ブドウ、③山葡萄系という3系統のブドウがあります。
多様なブドウ品種の違い、そして生産地域や収穫時期、醸造手法の違いなどが
複合的にワインの違いを生み出し、バラエティ豊かで選ぶ楽しみのある道産ワインが生まれます。
春の時期に、早い段階から萌芽や展葉をしていくのは山葡萄やアメリカ系品種であり、
それに続いてヨーロッパ系品種が5月中旬過ぎから萌芽の時期を迎えます。
今日、余市町のブドウ畑の様子をみてみると、垣根式栽培で仕立てているヨーロッパ系ブドウ品種の畑のほとんどは枝上げと誘引を終えており、
ナイヤガラなど生食用ブドウ品種の棚式栽培の畑では天気の合間をみながら作業が行われているところでした。
北海道の厳しい寒さを乗り越えて樹齢を増すごとに太く、しっかりとした幹からは貫禄と安心感が伝わってくるようでした。
これから芽が出てくる、植物にとってもっともデリケートな時期に遅霜や雹、極端な冷気が襲来しないことを願いつつ、
広いスケールの畑が悠々と連なる登(のぼり)地区のブドウ畑をあとにしてきました。
(写真左:垣根式のブドウ畑、ブドウ品種はケルナー。写真右:棚式のブドウ畑、ふきのとうが一番早く緑をみせる)
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