前回までに山葡萄系統の開花についてはお伝えしておりますが、
7月4日に空知から富良野エリアにかけて複数のワイナリーで畑の見学もさせていただきました。
ケルナーやミュラー・トゥルガウ、ピノノワールなどのヨーロッパ系品種も開花の時期を迎えており、
シャルドネやツヴァイゲルト・レーベ、レンベルガーなどはこれからという時期にあたっています。
(ケルナーの開花:ふらのワインにて撮影
盆地で気温の上がりやすい富良野は、夏のあいだの生育は他地域よりも早い)
(レゲントはまだ開花前:宝水ワイナリーにて撮影
ドイツで開発され、北海道ではほとんど栽培されていない赤品種)
北海道でのブドウ栽培は生食用以外は、広大な面積ならではの垣根式仕立てが一般的です。
高さ約70cmのところにある1番線にブドウの幹を固定し、約190cmの高さにある4番線(5番線のところもある)まで、
40cmごとに針金が張ってあるあいだを、真っ直ぐ上に向かって伸ばしていきます。
1日で3cm伸びるともいわれる成長は、「朝と夕方でも違う」ほどに手入れも大変ですが、
各地の畑で、ブドウがいきいきと育ち、品種や地域ごとの個性を見せ始めています。
(樹齢30年のツヴァイゲルト・レーベ:ふらのワインにて撮影)
(ピノノワールも開花時期に入っていました:山崎ワイナリーにて撮影)
(山ソーヴィニヨンは葉も大きく、樹勢もワイルド:マオイワイナリーにて撮影)
(斜面にブドウ畑が広がり、平地には市街地や川がある富良野の風景はドイツのようでした)
このように北海道の畑のスケールの大きさと、垣根式ブドウ畑の景観が美しい季節。
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